みなさん、こんにちは! マネーの育成術へようこそ!
この記事を開いてくれてありがとうございます。
今回の記事では、題名にも書いてある通り、株式投資ひいては金融市場における資産運用はギャンブルなのか? そして、ギャンブルではないとしたらどう違うのか? ということを書いていきます。
このように書きているので、結論はわかると思いますが、
「株式投資はギャンブルとは全然違います」
では、どのように違うのか書いていきます。
その前に、株式投資は実はギャンブルにもなりうるということを書いていきます。
では、どのような場合のことを言うのか?
それが投機です。
よく投資と投機ということを比べられますが、それぞれの意味を理解しているでしょうか?
私も最近理解できました。
まず投資とは、
資金を投じた先の企業が継続的に利益を生み出していたり、ブランド価値が継続的に上昇しているときに、株主になることで、その企業が生み出す利益の一部を享受することを言います。これには、配当収入のみならず、株価の値上がり益を含まれます。これは企業の実体に対して資金を投じるものです。
一方で投機とは、
企業の実体が、あまり変化していないにもかかわらず、政治経済的な変化やカリスマ経営者の人柄から、どういった企業が利益を上げられそうか、多くの投資家はどのような銘柄を購入しようと、あるいは、売却しようと考えるかということを考えて、投資の売買を行うことを言います、つまり、投機とは、期待をもとにして資金を投じることを言います。
つまり、利益水準などの財務的内容が大きく変化していないにもかかわらず、多くの人が買いそうだからという期待を理由にして購入することを投機というようです。
つまり、ケインズの株式投資における有名な発言
「株式投資は美人コンテストに似ている。本当に美人である思う人に投票をするのではなく、多くの人が美人だと思う人に投票するようなものである。」
という発言ですが、これは投機であると考えることができます。
さて、投資はギャンブルではないということを書いてはおりますが、投機はギャンブルになります。
では、この投機と投資の違いはどこにあるのかということですが、それはこの1点に尽きます。
「ゼロサムゲームになるか、プラスサムゲームになるのか」
という点です。
ゼロサムゲームとは、勝者のプラス分の合計値と敗者のマイナス分の合計値が同じになるという構図のものです。
これは、ギャンブルがまさにこれでしょう。ルーレットにしろ、競馬にしろ、勝者の賞金は敗者が賭けた金額で賄われます。
逆にプラスサムゲームとは、もちろん敗者もいますが、勝者のプラス分の合計値のほうが、敗者のマイナス分の合計値よりも大きくなるという構図のものです。
株式投資は、これなのです。
配当収入はわかりやすいかもしれませんが、株価の値上がり益も投資になります。要するに、継続的に利益率を成長させていたり、効率的な経営をしているのであれば、それだけ株主にとっては価値が高い企業であると考えることができます。そのため、長期的に見ると株価の押上効果になるのです。これは投機ではなく投資になります。
そして、以前の記事で投資と投機に関して書いたときに、インデックス運用は投資ではないということを書いたかもしれませんが、あれは間違いであると思います。
インデックス運用は間違いなく投資です。
では、何から利益を得るのでしょうか?
それはその国や地域の経済成長からです。経済成長とは、主にその国や地域のGDPの成長率のことを指します。成長率が高い水準を維持しているのならば、あるいは国の成長率が毎年同じ水準で推移しているのであれば、それだけその国や地域は継続的に投資家に対して利益を上げ続けてくれるということです。
今回の内容は以上です。最後まで読んでくれてありがとうございます。
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