書評 『統計学とは何か 偶然を生かす』


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みなさん、こんにちは! マネーの育成術へようこそ!
この記事を開いてくれてありがとうございます。

さて、今回は株式や資産形成に直接的には関係しないですが、株式や資産形成に大きく役に立つかもしれない本を紹介します。

 

みなさんは、株などの各種指数の予測をしたことがありますか?

別にこれは、何か難しい数式を使って算出したものに限りません。

例えば、何かの本を読んでこういうときはこうなる可能性が高い。今は、こういう状況だからこういう風になるんじゃないか?

というような予想でも何でも良いです。

 

株なんて言うちょっと身近な生活からは遠い存在だとわかりにくいですね。

では、こういうのはどうでしょう?

今日天気予報で、「降水確率は60%」であった。傘を持っていた方が良いのか?

 

こういった天気予報や経済動向の予想、はたまた人々の生死に関することまで、共通して使われているものがあります。

 

 それが統計学です。

 

 

今回の記事では、統計学に関する本、

 

C.R.ラオ著の「統計学とは何か 偶然を生かす」に関して紹介します。

 

今回の記事では、この本の内容に関して要約するわけではありません。

内容は本を買ってぜひ読んでほしいからです。

 

統計学に関する本、というと皆さんはどういう内容を思い浮かべますか?

 

*なんかよくわからない数式や数字が羅列されて、

*なんかよくわからない専門用語みたいなカタカナがたくさん並んで、

*とにかく読みにくそう

 

なんて思っていませんか?

 

もちろん統計はもともと数字を扱う学問です。なので多少の数式や数字は使われています。

しかし、この本が優れているのは、そういった数式は無視しても、

統計学に関する背景知識と概念を学べるという点です。

 

統計は、私たちの身近に非常にたくさんあります。

例えば現在の東京では新型コロナウイルスの一日での感染者数が4月4日時点で118人であったと言われている。

このニュースだけでは何がどうなのかということを考えることは難しいが、それにプラスして、何か数字を追加して計算することで何かがわかるかもしれない。

 

この時の思考は別に、高度な計算式を使うわけではないだろう。

ただの統計的思考です。

 

 

最後に、著者はこの本を以下のように占めています。

 

「読み書き計算と同様、統計的思考が良き市民となるために必要な能力になる日がやってくるだろう。」と。

 

その言葉通り、今では統計リテラシーという言葉までできています。

2013年には総務省HPで統計リテラシーを身に付けることが必要であるということを訴えるページまでできました。

私もこんな記事を書いていますが、統計的思考が身についているとは思えません。

これからももっと勉強していきたいと思います。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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