先物取引とは何なのか? 先物取引のメリットとその使い方について

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この記事を開いていただきましてありがとうございます。

 

今回の記事では、先物取引について書いていこうと思います。

 

先物取引、この言葉を聞くとどのような印象を抱きますか?

 

危険? わからない? ギャンブル?

 

その見方は、半分正しいですが、半分間違っています?

今回の記事はこちらのページを参考にしています。

1.株価指数先物 魅力とメリット

2.先物取引について

Contents

●先物取引ってなに?

 

まずは、先物取引に関して紹介していきます。

 

簡単に説明すると、先物取引とは、

「ある資産を売買する値段のことを、あらかじめ決めておく取引」のことを言います。

 

例えば、こんな場合を考えてみましょう。

ある酒店で、珍しいお酒が入荷されました。そのお酒は一本100万円であり、そのお酒を購入したかったが、手持ちの資金がなかった。店主に話を聞くと、1か月後にまた入荷される予定らしい。そこで、1か月後の入荷日にそのお酒を100万円で購入できるように予約した。これが先物取引ですね。

そして、1か月後にまた入荷されたので、100万円を用意してお酒を購入しに行きました。その時のお酒が時価がいくらであれ、客側はそのお酒を一本100万円で購入することができます。店側は100万円で売ることになります。

なので、1か月後のお酒の値段が105万円であったとした場合のことを考えてみましょう。この場合には、通常であれば時価で105万円かかるお酒を客側は、100間年で購入することができるので、5万円分安く購入することができますね。

しかし、逆にお酒の値段が95万円に下がっていたとしたらどうでしょう。この場合には、通常95万円で購入することができるお酒を客側は、100万円で購入する契約をしているので、100万円で購入することになります。なので、客側は5万円分高くお酒を購入しなければならないのです。

これが先物取引です。

 

●どんなものに先物取引が使われているか?

 

先物取引は、色々なもので使われています。株から始まり、債券にも使われていますし、また、原油や金にも使われています。最近では仮想通貨でも使われるようになりました。このように先物取引はいたるところで使われるようになっています。

株価指数の先物取引についてこの記事も読んでみてください。

 

●先物取引を見るメリットとは?

先物取引は、将来の取引価格をあらかじめ定めて行う取引です。なので、資産を購入する先物取引を行っていた場合には、価格が上昇する場合にはその分利益になりますが、価格が下落する場合にはその分損失になります。逆に資産を売る先物取引を行っている場合には、価格が下落している場合には利益になりますが、価格が上昇している場合にはその分損失になります。

では、先物取引のメリットはいかなるものでしょう?

先物取引は将来の価格がどうなるかわからないというところに対して、あらかじめ将来の価格を決めて取引を行うというところに意味があります。株式などで先物取引を行う場合にはもっぱら利益を追求するような投機手駅取引が目立ちますが、先物取引を行う目的はそれだけに限った話ではありません。

先ほども書きましたが、先物取引はいろいろなものに使われています。特に重要なものは、株式や債券に関する先物取引ではなく、金や原油に関する先物取引です。こちらは、現物取引よりも先物取引のほうが活発に行われています。

そして、原油や金になぜ注目するのかというと、その性質と先物取引の仕組みにあります。金や原油はいかなる場所でも価値があるものとされています。原油はモータリゼーションされている現代では必要不可欠で、金はその性質と希少性から高い価値を有しています。

つまり、政治的に良い局面ではあまり注目されない資産であるけれども、有事の時には紙幣の価値はなくなってしまうかもしれませんし、エネルギーがない場合には経済的にも大きな家協を受けてしまいます。
また、原油や金と株式とでは、先物取引にも大きく仕組みが異なります。株式の場合には、先物取引の満期が来た場合には特定の値段によって自動的に決済されてしまいます。それに対して、金や原油の場合には満期が来た場合には、現物の取引が伴います。つまり、金の先物取引を行っており、最終的に満期まで転売を行わない場合には、現物を受け取ることになりますし、逆に、金の先物を売っていて、そのまま満期を迎えた場合には現物を売却しなければなりません。

さて、有事の時の金と原油ですが、この先物指数が何に使えるのか、ここまで読んだなら何に使えるのかわかりますよね。

金の価格が上がっているということは、近い将来何かあるかもしれないと投資家たちは思っているということです。

金や原油の先物価格は、今後の動向にいち早く気付くためにも注意してみておいた方が良い指標でしょう。

まとめ

今回の内容は以上です。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。

先物取引は、将来にあらかじめ決められた価格で資産を売買するための取引です。株価指数の先物取引の場合には、レバレッジをかけた投機的取引を行うこともできますが、私のような会社員には先物取引を使ってレバレッジをかけて運用をしていくことは、市場をよく見ていかないとおもうので、難しいと思います。

しかし、現物取引にはないようなメリットもありますので、先物取引は現物取引で勝つことができたら積極的に使ってもよいと思います。

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こういった先物取引を利用した投資信託もあります。その解説もこちらにあります。