資産が倍に!? 積立投資の効果と特徴


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 みなさん、こんにちは! 今回は投資経験がまったくない、あるいは、少ししかないという方に向けて記事を書かせていただきます。特に以下のような方は、これ以降読んでいただけると、今後のためになるのではないかと思っています。

それはどのような人なのかというと、以下のような目的で積立預金や貯金をしている人で、その目的とは、

  • 5~10年くらいで子供が大学に入学するので、その子供のために今現在つみたてを行っている場合
  • 今後使う予定はないけれども、何かあったときのためにつみたてを行っている場合
  • 老後資金のための準備をしている場合

 

 今回、このような目的でつみたてを行っている方に向けて、おすすめしたい方法が積立投資信託です。

Contents

 積立投資信託とは?

 まず、投資信託とは、たくさんの投資家からたくさんのお金を集めて、株式や債券、不動産で投資のプロが運用し、そこから得られた利益を投資家の方に還元する方法です。つみたて投資信託とは、この投資信託を毎月一定額購入するという方法です。この方法を利用することで、普通株式や債券、不動産を購入する場合には、数百万円、場合によっては数千万円必要になってしまうものが、5000円、場合によっては100円からできてしまいます。このように、投資信託は決して難しいものではなく、だれもが簡単にできるものです。

 なぜ、このような投資信託がよいのかというと、最も大きな点は年間で3~4%の利益を得ることが決して難しいことではないうえに、場合によっては年間10%近く利益を得られたり、投資資金が倍になったりすることもあります。さらに、上記のようにつみたてで投信を購入する場合には、かなり少額から始めることができます。

 積立投信の悪い点

 積立投信は、預金とは違います。年間3~4%の利益を大いに期待できるとは言え、このリターンは確約されたものではないですし、投資信託というものの特徴で元本割れを起こす可能性もあります。それは、株や債券、不動産で運用しているからです。みなさんも、ご存知方と思いますが、日経平均株価やTOPIXなどがありますよね。これは毎日、毎分、毎秒変動しています。そのために、そういった資産で運用をしている投資信託の価格は毎日変動します。そのため、投資信託では元本割れを起こしてしまう可能性があります。

 だからこそ、長期間で積立で投資信託を購入するのがよいのです。どういうことかというと、株価などの指数は確かに毎日変動します。変動するとはいえ、常に上がり続けるあるいは、下がり続けるということは全くと言っていいほどありません。常に、上下を繰り返します。

 だからこそ、株価などの指数は上がったときもよいですが、下がったときの方がむしろチャンスになります。どういうことかというと、投資の基本的な原則は安値で買って、高値で売るということですが、その安値高値を見極めるのは非常に困難です。一度にまとめて購入すると、その時の価格が基準となって上がったか下がったかを見ます。一度下がってしまったら、また元の水準まで戻るまで待たなければなりません。そこで、毎月一定額購入することで、下がったときにも購入することができます。指数は常に上下を繰り返しますので、一度下がった指数はまた上がります。だからこそ、株価が下がっるときのほうがチャンスなのです。なので、株価がさがることを過剰に心配する必要はないのです。

 おすすめのファンド

 さて、ここまでで積立投資信託を購入することの特徴やメリット、デメリットを説明させていただきましたが、ここからはどういったファンドを購入したらよいのかについて説明させていただきます。

 この時に注目するべき指数は、GDPです。GDPとは一年間でその国でどれくらいの財が生産されたのかを示す指標で、その国の経済規模を示す指標になっています。なぜ、このGDPに注目するべきなのかというと、そのGDPの推移が株価に連動する傾向が強いからです。つまり、GDPが上がり続けている国の株価は同じように上がり続ける傾向にありますし、GDPがあまり成長していない国の株価は同じようにあまり上がらない傾向があります。ただ、GDPの成長速度が高いからと言ってすべての国がよいわけではありません。GDPのもともとの大きさがあまり大きくないと、今後経済的な出来事が起きた時に、大きな価格変動が起きてしまう可能性がありますし、投信特有の流動性リスクの影響を大きく受けてしまう可能性が高いです。なので、GDP規模が大きくて、成長速度も高い国を選ぶことが最適です。

 さて、ここでGDPの規模が高く、成長速度も高い国がよいと書きましたが、このような国は2つあります。それがアメリカと中国です。簡単に説明します。

 アメリカは、世界で最も大きな経済規模を有していながら、毎年2%以上GDPが成長しています。アメリカは日本やドイツなどと同じように先進国です。このような先進国ですと、日本やドイツなどの成長率を見てみますと、高い経済規模を有している代わりに、成長速度が高くないです。このような国では、経済は安定していますが、今後成長の見込みは薄いです。しかし、アメリカは世界1位の経済規模を有していながら、いまだに高成長を維持しています。さらに、株価で言えば、アメリカを代表する株価にNYダウというものがありますが、2018年10月に史上最高値を更新しました。逆に日経平均株価の史上最高値はいつかご存知ですか? 日経の最高値は1989年です。その時の基準は、現在の倍近い水準です。日経平均株価が今後その時と同じ水準まで上がるとは考えにくいですが、アメリカのNYダウが今後2018年10月の水準を上回る可能性は今後十分にあります。なので、成長性の高いアメリカに投資をする投信がお勧めになります。

 次に中国です。中国は現在GDP規模で言うと、アメリカに次ぐ第2にです。それだけではありません。中国のGDPの成長率は6%台と世界第2位の経済規模を有していながら、非常に高い成長率を有しています。さらに、中国には12億人という人口を有しています。GDPはその6~7割を個人消費が占めています。現在中国は上海や重慶などの沿岸部は非常に発展している一方で、内陸部ではまだ発展しきっていない部分があります。今後こういった内陸部がさらに発展することで、今後さらなる経済成長が期待できますし、またそれに応じて株価などがさらに成長する可能性もあります。そして、中国はスマホや電子機器を生産するうえで非常に重要になってくるレア・アースの一大生産国でもあります。現在米中貿易摩擦で中国の株価に不安材料が尽きないですが、アメリカのGoogleやAppleはこのレア・アースを輸入できないと経営に大きな影響を及ぼします。なので、中国にはこのように国際競争力に非常に優位性の高いカードを有しています。また、最近話題のファーウェイですが、実はスマホの技術力で言うと、世界で1位の地位を有しています。このように、中国は今後ともますます高い成長を期待できる国であると考えることができます。

 

今回の内容は以上です。ここまで読んでいただいてありがとうございます。投資未経験の方はまずは少しずつでも初めて見てはいかがでしょうか? 投資は早くから長い期間行うことで、効果が出やすいです。上記の国の株式のファンドに10年間積立で投資をすることで、最終的に資産が倍になっているということも決して夢ではありません。ぜひ、少額から始めてみてはいかがでしょうか?


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