みなさん、こんにちは! あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
この記事を開いていただきましてありがとうございます。
いよいよ2020年がスタートしました。私は今日から仕事がスタートですが、今年はどんな一年にしていきましょうか? と考えていた矢先に、衝撃的なニュースが飛び込んできましたよね。ネット上では、アインシュタインの名言(*)を引用して、この世の終わりではないかとツイートしている人も多くいましたよね。そうなるかどうかはわからないですが、もしあれば、VAULTに入りたいですね(わからない方がいると思うのですが、簡単に説明すると核戦争後の世界を描いたゲームFallOutの中で登場する核シェルター(冷凍保存庫)のことですね(笑))。
*「第3次世界大戦がどんな戦争になるかわからないが、第4次世界大戦がどんな戦争になるかははっきりわかる」確かこんなやつでしたよね。
さて、2020年も新しく始まったので、ここからまた資産形成の始まりですが、2019年は株高の年でした。今年は利確の年になる可能性が非常に高いですね。という状況なので、2020年の上半期は売りが先行して株価指数の下落が続く可能性が高いです。そして、下半期には下げるところまで下げたというところからまた回復してくる可能性が高いです。
そのように下落した局面でどのように運用をするのかを考える人が多いと思います。運用をするときには個別株ではなく、日経平均株価やNYダウなどの指数を参照指数として資産運用をしている人もいると思いますが、そういった指数を参考にして運用をする方法には大きく分けて二つあります。
それが
投資信託とETF
です。
どちらの言葉も聞いたことがあるかもしれません。どちらも広義には同じものです。投資信託(厳密には投資信託の中のインデックスファンド)もETFもどちらも、特定の株価指数を参考にして、その株価指数に連動することを目指して運用を行います。
しかし、詳細を見ていくと、どちらも大きく異なってくるところがあります。今回の記事ではインデックス型の投資信託とETFの違いを書いていくことにします。
〇投資信託 と ETFの違い
大きな違いは以下の4点です。
・売買の仕方
投資信託はブラインド方式が採用されており、注文を出して取引時間が終了してから約定価格が決まります。それに対し、ETFは取引所が開いている時間帯であればいつでも売買することができます。なので、時間内であればETFの場合にはその日の午前中に購入して、当日の午後に売却することも可能です。
・価格の決まり方
投資信託の場合その日の価格は翌日に公表される形をとっています。それに対して、ETFは取引可能時間中に常に価格は推移します。
・手数料のかかり方
投資信託もETFも手数料は同じようにかかります。購入手数料、売却手数料、信託報酬です。しかし、大手の金融機関で対面での注文を行う場合やネット証券でインターネット注文を行う場合には、投資信託とETFの売買手数料には大きな違いはありません。インターネット証券のほうが対面注文よりも手数料が安くなるのは当然ですが、そこにETFと投資信託による違いはほとんどないと言ってもよいでしょう。
しかし、信託報酬は少し違います。信託報酬に関しては投資信託よりもETFのほうが安いです。平均的に見ると、投資信託の場合には0.5%程度の信託報酬がかかるのに対してETFは0.1%以下の手数料で済みます。
・売買金額
ETFも投資信託もどちらも少額から十分な分散投資ができますが、少額と言ってもその最小単位が異なります。投資信託の場合にはネット証券であれば、最小100円からできる投資信託がありますが、ETFの場合には最小金額は銘柄によって異なってきます。例えば、TOPIXに連動することを目指したETFの価格が1900円だとして、そのETFの取引単位が10口であるとしたら、1900円×10口=19000円が最小単位になりますし、同じ価格でも最小取引単位が100口であれば、19万円が最小取引額になります。
このように投資信託の場合には、取引は「何円以上何円単位」というように金額ベースで取引ルールが決まっているのに対して、ETFの場合には「何口以上何口単位」という形で口数ベースで取引ルールが決まっているので、かなり少額できるのは投資信託と言え、同じような運用を個別株式で実現する場合と比べると非常に少額でできる運用をETFであると言えます。
大まかな違いはこのようなところです。
さて、結局どちらがよいのかということですが、これは人によって変わってきます。しかし、その場合分けは投資金額のみです。投資金額がETFの売買最小金額を超えているのであれば、ETFで運用をした方が良いでしょう。長期投資であるのならばなおさらです。信託報酬がわずかな違いであるとはいえ、長期投資においてはチリツモです。
そして、ETFの取引単位に満たないところでの運用は投資信託で行い、運用資金がたまったらETFに乗り換えてもよいのではないでしょうか。
そんなこといっても、取引時間中は仕事で売買注文なんてできないよ、という人もいると思います。そこは安心してください。ネット証券であれば前日の夜に予約を入れておくことも可能です。成行注文であれば、相場の始値で決済されるので多少の有利不利はありますが、長期投資という観点に立っていれば、その違いは微々たるものです。
以上のような理由から、ある程度まとまった資金で主要株価指数を運用対象として、運用を行う場合には、投資信託よりもETFの方が良いでしょう。
ただ、ETFの運用には少し注意するところがあります。
ETFは基本的に株価指数に連動させることを目的とした運用をしますが、その株価指数が将来性のある株価指数であるかどうかは見極めなければなりません。
今回の内容は以上です。最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
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