みなさん、こんにちは、りょーへーです。
この記事を開いていただいてありがとうございます。今回の記事では、こんな記事を見つけたのでそのことで少し私の考えを書いていきます。その記事とは、これです。
「FRB議長、景気拡大へ「適切に行動」と再表明 利下げ示唆」(2019.9.7)というものです。
これは、FRBの議長パウエル氏は今月17日18日に開催される予定のFOMCにて、政策金利を下げる可能性を示唆したものです。
現状では、投資家心理のもとではこのFOMCにて、追加で利下げがなされることがほぼ確実視されています。というのも、9月に入ってからの各種経済指数の発表にて、市場の予想を下回る数値がはじき出されています。例えば、3日に発表のISM製造業況指数では好景気か不景気かを判断するための一つの基準である50を下回り、また、4日に発表された雇用統計では、市場予測では16万人増加すると考えられていた数値が13万人増加と予想よりも低い数値で、発表されています。それを受けて、パウエル議長の「適切に行動」という発言を受けると、政策金利を下げるのではないかと考えるのは妥当であると考えられます。
それでは、政策金利が下がる今後どのように株価などの指数は動いていくのでしょうか?
・まずは株価です。
株価に関してですが、一般的に株価は金利が下がると上がると言われています。しかし、金利が下がったからと言ってすぐに株価は上昇しないです。現状の株価は市場の予測である追加の利下げが行われることを組み込んだ価格になっていると考えられます。なので、短期的には投資家の売買によって上がり下がりを繰り返しますが、継続的な上昇がなされる場合にはその後の各種指数の改善や現在の場合には経済情勢に対して政治的な条件が非常に大きくかかわっています。なので、株価が継続的に上昇し、投資信託などで利益を得るためには少し時間が掛かると考えられます。
しかし、一昨日米中の協議が順調に進行しているというニュースがありました。そのため、NYダウや日経平均株価などの指数がそのニュースを受けてなのか、大きく上昇しました。投資家の間では、ここを底値として年末までは各種株価指数は上昇するという予想が大方を占めています。それを裏付けるかのように、日経先物やダウ先物も上昇しています。なので、今のうちにそういった銘柄への投資保有して年末近くに売却するという投資を考えてもよいのではないでしょうか?
私自身も今のうちに仕込んでみようと思います。そして、年末近くにどのくらいの損益になっているのか報告します。
・次に為替です。
金利というのはその通貨の価値の指標の一つです。そのため、金利が高いことはその通貨の価値が高いことを示します。しかし、金利が高いかからと言って、必ずしもその通貨の価値が高いというわけではないので、注意が必要です。
さて、金利はその通貨の価値という話をしましたが、金利が下がるとその通貨の価値は下がります。つまり、アメリカの金利が下がるとアメリカのドルの価値は下がります。そのため、相対的に円高になります。金利と為替は非常に大きな相関性がありますので、ここは株価よりも予想がしやすいです。現状では7月末で政策金利の低下が決定で円ドルレートは108円半ばから106円台まで下がっています。今回も政策金利低下の影響で、円ドルレートは105円まで円高が進むのではないかというのが市場予測の大方です。
総合的に見ますと、株価指数などはその通貨ベースでみると上昇しますが、外国証券の場合には為替の影響で利益が大きくは出ない可能性が高いです。だからと言って外国証券に投資しないという選択肢はないと思います。例えば、米国株価市場の全体を表すS&P500は史上最高値まであと50ポイント付近の価格を現在つけています。50ポイントという数字ですが、現在の価格の2%弱の上昇分です。それに対して為替レートの変動は現在の106円から105円まで円高が進んだとしても1%未満の変動です。S&P500で史上最高値を更新するとした場合にはトータルで見た場合には円建てベースで1%近いリターンを狙うことが可能です。
さて、このような投資をする場合には実際にS&P500などの指数が2%近く値上がりするかということが問題ですが、ここ最近の指数を見ていると、年率換算では変動率は20%近くを出していますし、1か月ベースで見ても2%近くを出しています。なので、残り3か月で2%以上上昇する可能性は単純計算では、62.5%です。
今回の内容は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございます。
現在では、米中貿易摩擦の影響で株式市場全体の成長性が非常に測りにくい状態になっています。特に、8月上旬から中旬までは低金利で有名な日本国債が最も優良な投資先ではないかと言われるほど市場がゆがんでいましたが、最近ではその懸念もだいぶ払拭されて株式への資金流入も起こっています。底値から反発し始めた現在が最も安心して投資をできるタイミングではないでしょうか?
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