あなたは知っていますか? 増やすための保険があることを


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みなさん、こんにちは!

皆さんは保険に入っていますか? 保険と言えば医療保険やがん保険など万一のことがあったときのための体にかける保険を思いうかべるのではないでしょうか? 確かにそういう保険に加入しておくことは、何かあったときのための備えとして非常に重要です。しかし、今回はそのような体にかける保険ではなく、「お金」にかける保険を紹介します。

 

Contents

〇保険の目的

こういったお金にかける保険にはいくつか種類があります。それは保険を契約する目的に応じて変わってきます。

●増やして受取り、自分で使う場合

当分使う予定のないお金を銀行にただ預けておくだけでは、金利なんて全くつきません。そのようなときに将来大きな金利をつけて受け取ることのできる保険のことを、一時払養老保険や一時払個人年金保険と言います。
このような保険の場合、満期があります。養老保険の場合には、満期時の受け取ることのできる金額が選択した通貨ベースで決まっていますが、個人年金保険の場合には運用成果に応じて満期時に受け取ることのできる保険金額は変わってきます。しかし、これは保険です。満期時にもし選択通貨ベースで払い込んだ保険料を下回っていた場合には、満期時に払い込んだ保険料は保証するというものもついています。

●万一の時に子供にお金を残す場合

銀行にお金を預けておくだけの場合、そのお金は本人の物になります。そのため、大きなお金がある場合に子供たちで遺産を巡って争いが起きる場合があります。このような争いを未然に防ぐために、保険ではあらかじめ保険金受取人を設定することができ、争いを小さくする効果があります。さらに、保険は運用効果もあるので、増やして残すことが可能です。このような保険を一払終身保険と言います。
このような保険の場合には、途中でやめない限りにおいては一生涯運用が続きます。また、最終的に受け取ることのできる保険金は運用成果に応じて変化するものではなく、運用年数に応じて決まっています。そのため、万一の時の保険金でリスクになるのは、外貨での運用の場合には為替レートだけになります。
また終身保険で運用をしていたとしても途中でどうしても金が必要になってしまう場合がありますよね。そのようなときに解約したとしても、解約払戻金というものがあります。これも運用期間に応じて受け取り金額が増えていきますので、増やして使うという観点からも非常に有効的な手段となっています。

 

〇円建てでの運用か外貨建てでの運用か?

保険を契約する時には、どの通貨で運用するのかということを決めます。選択することのできる通貨としては、円のほかには最近では米ドルか豪ドルが非常に多いです。円建てでの運用とは、その名の通り日本円で運用します。米ドル建や豪ドル建の運用というのもその名の通りその通貨で運用することを言います。どちらいいとか悪いとかはありませんが、それぞれに良い面も悪い面もあります。

●円建てでの運用の特徴

円建ての運用の場合、契約時に最終的にどれだけ受け取ることができるかが決定します。そのような意味で円建てでの保険は非常にリスクが小さいです。しかし、最近では日本の金利はマイナス金利が導入されるなど非常に低い値を推移しています。そのため、たとえ保険であったとしても定期預金よりかは高い利回りが期待できる程度で、増えるとしてもほんの雀の涙ほどしか増えません。

●外貨建てでの運用の特徴

外貨建ての運用の場合、米ドルや豪ドルは日本円と比べて、高い金利が付けられています。そのような点が外貨建て保険における非常に魅力的なところです。そのため、円建て保険と比べて最終的に得られる保険金が大きくなります。外貨建て保険も最終的に受け取ることのできる金額が契約時に決まっています。しかし、これは外貨ベースでの受取金額です。実際に受け取るときにはその外貨を円に転換します。その時の為替の影響をもろに受けるので契約時と比べて大きく円高になっていた場合には元本割れを起こす可能性もあります。そのようなときには、円で受け取ってしまうと払い込んだ保険料を割れてしまいますので、対処法としては、一度外貨の普通預金に預けて川絵が回復したタイミングで円に転換することで損失を防ぐことができます。

 

今回の内容は以上です。保険は他の運用商品と比べると、ローリスクミドルリターンと有利なものですが、その分手数料が高いですし、また、分かりにくいものが多いです。ただ、それ以上に損をする可能性がほかの物と比べると非常に小さいということが魅力的なものです。また他の物は指数を見たりして損益状況に注意する必要がありますが、保険の場合には契約時に受け取ることのできる金額が決まっているものもあります。そういった点が非常に安心ではないでしょうか?


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