一度資産を見直して! あなたに合ったリスク診断


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みなさん、こんにちは!

投資を行うことで、預金に預けておくことよりも、高い利回りが期待できます。しかし、投資には元本割れという可能性がつきもので、場合によっては大きな損失を被ってしまう可能性があります。大きなリターンが期待できる投資先ほど大きなリスクがつきものです。なので、投資をする場合には、自分がどれくらいのリスクを許容できるのかをしっかり認識しておかなければなりません。今回は、5つの質問を通じてあなたがどれくらいのリスクを許容できるかを測ってみようと思います。

 

質問1 投資をしたあと、そのお金は最終的にどうなりますか?
1、1,2年後に何かを購入するためのお金
2、5,6年後に必要になる教育資金や大きな出費のためのお金
3、当分使う予定がなく、何かあったときのために備えるためのお金

 

質問2 投資検討先の価格が同水準を推移していました。どう思いますか?
1、これなら損する可能性が低いかなと考える
2、少し物足りないからもう少し値動きがあるものはないかと考える
3、値動きが全然なくて面白くない、すぐに別の銘柄を検討する

 

質問3 投資先で大きな損失が出ていました。どのくらい損失が出ていました?
1、~10%
2、10~20%
3、20%~

 

質問4 投資先で損失が出始めました。どう思いますか?
1、これからもじわじわ損失が大きくなってしまうのではないかと不安に思う
2、少し残念だけれども、また上がりだすだろうと考える
3、こんなの日常茶飯時、特に何も思わない

 

質問5 投資先の価格が大きく下がってしまいました。どうしますか?
1、すぐにでも解約して現金を確保したい
2、少なくとも利益が出るまでは保有し続ける
3、安値で買えるチャンスだと思い、追加投資を検討する

 

質問は以上です。ここで、それぞれの選択肢の番号を足していき合計を出してください。例えば私が選んだ選択肢は、一問目から順に3,3,2,2,3なので、それらの数字を足して合計13点です。みなさん、合計得点は出ましたか?

それではリスク許容度が低い順に説明していきます。

①合計得点5点の人 … リスク許容度0

合計得点が5の人、つまり上記の質問ですべて1と答えた人ですね。おそらくこのような人は、この記事を読まないと思うので、一人もいないと思いますが、このような方は投資をしない方がよいと思います。投資をすると、日々の価格変化のストレスでやられてしまう人でしょう。なので、投資は絶対にやらないこと、やったとしても日本の国債だけですね。それ以外は何も手を出さない方がよいと思います。

②合計得点6~8点の人 … リスク許容度低め

合計得点が6点から8点の人はリスク許容度が低めの人です。このような人は長期投資がよいとはわかっていても、価格が下がっていくことを見ると、どうしても不安に駆られてしまい、指数が動くごとに一喜一憂してしまう人だと思います。なので、このような人が投資をする場合には、値動きが緩やかな資産に投資をすることがお勧めします。具体的には、日本国債や国内債券を集めた投資信託などです。先進国債券も債券自体は価格の変動は小さいですが、為替リスクが絡むので、先進国債券は投資をするにしても為替ヘッジというリスクを低減してある投資信託を選ぶようにしましょう。そして、資金的に余裕があれば国内株式の投資信託を少し持つのもよいと思います。ただ割合は最大で1割程度に抑えることを推奨します。

③合計得点9~11点の人 … リスク許容度普通

合計得点が9点から11点の人がリスク許容度が普通の人です。このような人は、価格の変動は多少気にしますが、比較的そのストレスに強いので、長期投資で大きな利益を得られる可能性が上記二つの人々よりも大きくなります。ただ大きな損失を出してしまったときの精神的なダメージが大きいと思うので、債券型よりも価格の変動が大きいが株式特化型よりも価格変動の小さくなるように運用を行った方がよいと思います。具体的には、先進国債券を6割程度、先進国株式を4割程度で持つと効果的な投資ができると思います。この投資割合による投資戦略をコア=サテライト戦略と言います。

④合計得点が12~14点の人 … リスク許容度高め

合計得点が12点から14点の人はリスク許容度が高めです。このような人は、日々価格が変動していたとしてもほとんど気にしません。さすがに大きく変動したら気にしますが。そして、当分使う予定もないので、ある程度の損失は簡単に受け入れます。このような人はある程度価格変動があるもののほうがよいと考えるので、先進国債券などは2割程度で少なめに投資をし、7割程度を先進国株式で運用することをお勧めします。もし資金的に余裕があるのであれば、残りの1割にハイイールド債や新興国株式で運用する投資信託で運用するのもありだと思います。しかし、この新興国株式で運用する場合には、単一の新興国ではなく、広く広域に運用する投資信託で運用するようにしましょう。

⑤合計得点が15点の人 … リスク許容度が非常に高い

合計得点が15点の人はリスク許容度が非常に高い人です。このような人は上記の4つの人とは全然違います。お金に非常に余裕があり、投資をするときにはその価格変動性を楽しんですらいるでしょう。彼らにとって、価格が変動しないことは退屈で仕方ないのかもしれません。そのような人は、おそらく自分で投資を楽しんでいるので、このような記事を読むことはないかもしれませんが、念のために説明します。どういう資産に投資をした方がよいかというと、債券は投資をしない方がよいです。そして、半々の割合で先進国株式あるいはREITと新興国株式で運用することがよいと思います。

 

今回の内容は以上です。みなさん、お気づきかもしれませんが、投資先として挙げている例で、新興国単一国に投資をすることは推奨していません。新興国は高利回りですが、リスク許容度が非常に高い人と運用のプロ以外の個人は新興国単一国に投資をしてはいけません。見えないリスクが非常に大きいです。自身のリスク許容度を正確に見極めて、最適な投資を行ってください。


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