みなさん、こんにちは! マネーの育成術へようこそ!
この記事を開いてくれてありがとうございます。
さて、今回の記事では、改めて基本に立ち返ろうと思います。投資をするにあたって最初に手を出すべきなのは、インデックス投資で十分であると多くの人が言っています。そのような中で、なぜインデックス投資で十分なのかということを改めて考えてみませんか?
Contents
インデックス投資とは?
なぜインデックス投資で十分なのかということを考えていく前に、まずはインデクス投資とは何なのかということについて考えていきましょう。
インデックスとは、何なのか?
株価指数のことを言います。
有名なところで言うと日経平均株価やNYダウというものがあります。
日経平均株価の場合には、東証一部上場企業の中で日本経済新聞社が選んだ225社の株価の平均を算出したものです。
アメリカのNYダウの場合には、アメリカの証券取引所に上場している企業の中で、ダウ・ジョーンズ社が優良だと考える企業を30社選択し、その企業の株価の平均を算出したものになります。
こういった株価指数に連動するように運用をしていくことをインデックス投資と言います。代表的なもので言うと、投資信託などがそれに該当し、インデックスに連動するように運用を行う投資信託のことをインデックスファンドと言います。
インデックスには、こういったメジャーなインデックスもある一方で、マイナーなインデックスもあります。
例えばETFに使われているインデックスがそれです。ETFとは、上場投資信託といい、投資信託の一種です。
例外もありますが、基本的にはETFはインデックスファンドです。その運用会社が独自にインデックスを組成し、そのインデックスに連動するように運用を行うようになります。
このように、インデックス投資とはメジャー、マイナーな指数は別にして、ある株価指数をベンチマークと定めて、その指数に連動するように運用を行う投資信託で運用を行うことを指します。
インデックス投資で十分であると考える理由
次に、投資を始めたばかりの時には、インデックス投資で十分であると考える理由について考えていきます。
まず、インデックス投資で十分であると考えられる理由は、主に2つあります。
①コストが非常に低いため
②広く分散されたポートフォリオであるため
次からはその内容についてみていきましょう。
インデックス投資はコストが非常に安いということ
投資信託やETFの場合には、購入したり、保有したりしている時には、手数料がかかります。購入する時に発生する手数料が初期手数料、保有期間中ずっと発生する手数料が信託報酬と言います。
インデックスファンドは、指数に連動するように運用を行う投資信託であると上記で書きましたが、インデックスファンド以外の投資信託をアクティブファンドと言います。アクティブファンドには様々な投資信託がありますが、運用会社の裁量によって組み入れ銘柄が変更されるようになっているために、一般的には手数料が高くなってしまいます。
とはいえ、手数料が高いことは悪ではありません。手数料が高くても、それ以上に儲けて、インデックスファンドよりも高い収益を狙うことができるアクティブファンドも多く存在するからです。
とはいえ、パフォーマンスでインデックスを下回ってしまうアクティブファンドが多く存在するのも事実。なので、最初は低コストなインデックスファンドが良いでしょう。
インデックスファンドは、いわば「平均」で、どれも似たり寄ったりなパフォーマンスになるため、当たりはずれがないからです。
広く分散されたポートフォリオであること
もう一つの理由は、インデックスファンドが広く分散されたポートフォリオであるということです。
ポートフォリオとは、実際に運用する株がどんな企業なのかということです。インデックスファンドが運用対象にしている株式は、企業の規模にもよりますが、業種などに大きな偏りが生まれないように、様々な業種や企業を組み込んで運用を行います。
NYダウに連動させるインデックスファンドの場合には、30銘柄と数が少ないですが、その他のインデックスファンドの場合には、200社や500社、もっと多い場合には3000社などの非常にたくさんの企業に分散させて運用を行うような形になります。
このようにたくさんの企業で運用を行うようになると、一つの企業の株価の値動きが投資信託の値段に与える影響はかなり小さくなっていきます。
そのため、このうなインデックスファンドが今後とも上昇していくかどうかということは、「その国の経済が成長していくかどうか」ということに論点が切り替わっていきます。
国の経済が成長するかどうかということは、GDPが成長するかということを指します。
GDPが成長するとは、どんなことなのか?
GDPは基本的には「一人当たりのGDP × 人口」という計算式が成立します。
一人当たりのGDPは技術革新等によって、生産性が上昇していった場合には、上昇していきますが、どう変わっていくかを考えることは難しいでしょう。
そのため、一人当たりのGDPを一定であると考えると、人口がどうなっていくかを考えると、今後のGDPがどうなっていくかということを考えることができるのではないでしょうか?
つまり、人口が増加していく国や地域のほうが株価の成長も大きく期待できるという意味です。
まとめ
最後まで読んでくれてありがとうございます。今回の内容は以上です。
インデックスで運用をした方が良いというのは、皆さんの共通認識だと思いますが、その理由はすぐに浮かびましたか?
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