自分が今年金保険料をどのくらい支払っているかご存知ですか?

みなさん、こんにちは! マネーの育成術へようこそ!
この記事を開いてくれてありがとうございます。

今回の記事では年金について書いていこうと思います。

「年金は支払っても結局支払った分もらうことができないから、年金を積立をしない。その分自分で積み立てた方が効率が良い」と、このように考えている人もいるのではないでしょうか?

Contents

年金は保険です。しかも格安の

年金は、支払った分が戻ってこないと考えている人も多くいるかもしれません。このような方々見ている部分は、年金の老齢給付という部分だけであると思います。しかし、年金のこの老後の収入という側面は氷山の一角にすぎません。

年金は国が運営している保険です。

さらに、この年金という制度は国が運営しているために、非常に格安で入ることができる保険なのです。

保険は3つリスクに対処する。

さて、年金は保険であると書きましたが、保険は人生のリスクの3つに備えるものなんです。そして、年金はこのリスクに対処するために格安で積み立てることができる制度なんです。

その3つのリスクとは?

死亡、障害、長生き

の3つです。

年金というと、この長生きのリスクに対処するばかりに注目されていますが、そのほかのリスクに対処する手段としても有効です。なので、年金を支払わないのは、さすがまずいのではないでしょうか?

年金の毎月の保険料は?

では、次に年金の毎月の保険料について説明します。

みなさんも知っていると思いますが、年金は3つの被保険者に分かれます。

第一号被保険者 

20歳以上60歳未満の人で、第2号被保険者でも第3号被保険者でもどちらでもない人のことを指します。例えば、20歳を超えた学生や個人事業主も第1号被保険者に該当します。

第2号被保険者

厚生年金の加入者が第2被保険者に該当します。そのため、会社員の人や公務員、そして、教職員の人もこの第2被保険者になります。

第3号被保険者

厚生年金保険に加入している第2被保険者に扶養されている配偶者で、20歳以上60歳未満の人で、年収が130万円未満の人がこの第3号被保険者に該当します。

各被保険者の保険料は?

では次に、各被保険者の毎月の保険料を説明します。

まずは、第1号被保険者ですが、この被保険者が加入している年金は、国民年金です。国民年金の場合には、毎月の保険料は定額です。そして、その金額は17,000円です。とはいっても、実際の保険料はスライドが発生するため、実際には多少のずれが発生します。

次に第2被保険者の場合です。この被保険者が加入している年金は、厚生年金です。厚生年金の保険料は、その人の収入によって異なります。

計算方法としては、

(標準報酬月額・標準賞与額) × 18.30% です。

結構わかりにくい言葉なので、標準報酬月額を説明します。この言葉を説明するにあたって、まずは標準月額を説明します。標準月額とは、毎月の給与以外に様々な手当てがあると思いますが、そのすべてを足し合わせた金額です。
そして、標準報酬月額というのは、年金機構が定める、報酬月額を31等級に分けたものです。これは都道府県ごとに異なり、その等級に該当する保険料を毎月積立てていくことになります。

そして、この標準報酬月額は、毎年見直されます。いつ見直しされるのでしょうか?毎年7月に4月から6月までの報酬月額の平均で見直されます。

毎年の年金金額は変動する!

記事の冒頭でも書きましたが、年金は将来的にはもらえないかもしれないと考えている人もいるかもしれません。年金制度は基本的には、被保険者が受取人を扶養する構造になっています。なので、被保険者が減少していくことや、受取人が長生きして受取人が増加すると年金制度を維持していくことが難しくなります。

なので、年金機構はマクロ経済スライドという仕組みを使って、年金金額を自動調整する仕組みを作っています。

イメージとしては、経済が成長し、物価や賃金が上昇すると、その分年金も上昇する仕組みになっていますが、物価が下がったとしてもすぐには年金金額が減少するような仕組みにはなっていません。

ただし、日本という国の人口動態上どうしても現状の年金金額で年金制度を維持していくのは難しくなります。なので、年金金額はますます小さくなっていくと思います。

まとめ

今回の内容は以上です。最後まで読んでくれてありがとうございます。
年金は老後生活における貴重な収入になりますが、しっかり知っておかないと後々公開する場面が出てくるかもしれません。若いうちに理解を進めていかなければならないと思い、私自身も勉強中でございます。

Twitter(@szkryhiichioku)をやっていますので、フォローしてもらえれば更新を見逃しません。