つみたてNISAで購入するファンドはこれだ!

みなさん、こんにちは! リョーヘーです。
この記事を開いていただきましてありがとうございます。

もう早いもので一年の終わりですね。この一年間はいろいろなことがありましたね。特に株式相場においては、年始がまさに底値から始まり、年末に今にかけて高値に入りつつある。大方の見方では、来年は利益確定の一年になるのではないかと言われていたりします。

さて、新しい年になると投資においてうれしいことがあります。それは、NISA枠の復活です。皆さんはNISAをどのように利用していますか? そもそもどちらのNISAを利用していますか? わたしはつみたてNISAを利用しています。

つみたてNISAは年間で40万円の非課税枠が設けられており、その非課税が20年間続きます。つみたてNISAで運用することができるファンドは非常に限られており、金融庁が定める一部の投資信託のみです。そのような中でどの投資信託を購入するか悩む人も少なくはないはずです。

 

 

今回の記事では、つみたてNISAの場合どの投資信託を購入するべきかに関して書いていこうと思います。

 

まず、つみたてNISAで購入することができるファンドがどのようなものなのかについて書いていきます。つみたてNISAで購入することができるファンドは、金融庁が条件を定めており、長期の資産形成に資する投資信託で、具体的な条件は明記されえていませんが、決算の頻度が年一であったり、分配金を出さない仕組みになっていたりとする条件があります。2019年10月時点では173本の投資信託がつみたてNISA対象商品です。

このような条件がありますが、具体的にどのような投資信託を購入することができるのかというと、
・インデックスファンド
・〇資産均等などのバランスファンド
・厳選されたわずかなアクティブファンド

 

インデックスファンドとは

インデックスファンドは、投資信託の運用をする際に日経平均株価やTOPIXなどの株価指数に連動するように運用を行う投資信託のことで、投資信託の中でも最もシンプルでわかりやすいものです。基本的には株式だけのものを扱います。それで地域が投資信託ごとに異なってきます。

 

バランスファンドとは

インデックスファンドの場合には、株式だけという形で運用をしますが、バランスファンドは株式だけではなくそこに債券やREITを混ぜて運用を行います。複数資産を混ぜて運用を行うので、インデックスファンドよりもリスクが低いと言われています。一般的に上記の通り4資産均等(や8資産均等資産)と名前が付けられており、資産配分を25%(12.5%)ずつにして運用されます。そして、定期的にリバランスを行います。

 

厳選されたわずかなアクティブファンド

インデックスファンドでもバランスファンドでもない投資信託をアクティブファンドと言いますが、つみたてNISAで購入できるアクティブファンドはかなり珍しいです。有名どころで言うと、コモンズ30やひふみプラスなどがそれです。アクティブファンドにはそれぞれの投資信託ごとに特徴があり、一般的にインデックスファンド以外のものはアクティブファンドと言われています。

 

 

〇どの投資信託で運用をした方が良いのか?

どの投資信託で運用をするか選択するためには、その投資の目的から考える方が良いです。投資の目的が何か買いたいものがあってそれを購入するための資金として運用をするのであれば、運用期間が比較的短めになると考えられるので、リスクの小さいバランス型がいいでしょう。

逆に、投資の目的が購入したいものがあるからではなく、将来に備えてという場合には、運用期間はかなり長めになると考えられるので、リスクが大きめのインデックスファンドやアクティブファンドが良いです。

 

インデックスファンドやアクティブファンドはリスクが大きく、バランスファンドと比べて短期的に見ると上下の動きが非常に激しいです。しかし、長期的な視点に立ってみると、インデックスファンドが一年間でつけた最低値が、バランスファンドが一年間でつけた最高値を上回るということが、運用期間5年目から起きてくるようになります。

また、リスクが大きいものを毎月一定額ずつ購入することになるので、底値で購入することができる可能性も高くなってきます。そのため、期間が長めの運用の場合にはリスクが大きいいインデックスファンドやアクティブファンドがよいと言われています。

 

〇どのように運用をしたらよいのか?

バランスファンドで運用をする場合には、それを毎月一定額ずつ購入すればよいので、特に考える必要はありません。その時に注意するべきなのは、4資産なのか、8資産なのかという資産の数に注意を払わなければなりません。一般的に資産数が多いほどリスクは小さくなると言われていますが、多すぎてもリスクをゼロにはできませんし、リターンが小さくなってしまいます。何事もリスクとリターンのバランスです。一般的に4資産か6資産くらいがちょうどよいのではないでしょうか?

 

一方でインデックスファンドやアクティブファンドで運用をする場合にはある程度注意が必要です。このインデックスファンドやアクティブファンドは基本的には株式のみでの運用です。なので、地域の分散を図った方が良いでしょう。と言っても、一つの地域で指数が下落しているときに別の地域では指数が上昇しているなんてことはありませんが、動きの幅やタイミングが違います。うまく底値をつかむためにもいくつかに分けておいた方が良いのではないでしょうか?

さて、その時にどのように分散を知るのかということですが、インデックスファンドが参考にする指数には様々なものがありますが、主要なものを上げるとこの4つになると思います。

 

1、日経平均株価

日経平均株価は有名ですよね。日本の東京証券取引所に上場している企業の中で、日本経済新聞社が独自に225銘柄を選定して、作られた株価指数です。

 

2、MSCIコクサイインデックス

ここから三つの株価指数はあまり聞いたことがないですよね。この株価指数は、簡単に言うと、日本を除く先進国の株価指数になります。

 

3、MSCIエマージングマーケットインデックス

次にこの指数は、中国なのどの新興国の株価指数です。

 

4、MSCIオールカントリーワールドインデックス

この指数は、先進国と新興国のすべての国の株価指数です。

 

どの株価指数を参考にする投資信託で運用をするか非常に迷うと思いますが、私個人の意見では、MSCIコクサイインデックスか、MSCIオールカントリーワールドインデックスのどちらかで運用をすればよいと思います。その中で、ほかのものでも運用をしたいと考えるのであれば、日経平均株価に連動するものやMSCIエマージングマーケットインデックスに連動するものでも運用をしてもよいと思います。

 

このように積立投資で運用をする場合には、もともといいファンドを金融庁が選別しているので、その中で投資するインデックスと運用金額を決めてもらえればよいのではないでしょうか。インデックスファンドは運用会社によって、運用パフォーマンスが大きく異なってくるものではありません。そのあたりの選択は手数料で比較すれば一目瞭然です。

 

今回の内容は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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