みなさん、こんにちは!
最近、ニュースなどを見ていると仮想通貨特にビットコインが非常に値上がりしていますよね。現在では1ビットコイン=1万ドルの値段になっています。6月26日現在では1.35万ドルをつけた瞬間もありました。少し前、特に今年の2月くらいには1ビットコイン=3000ドル台であったにもかかわらずです。こうしてみていると、2017年の大暴落のことを思い出しますよね。あの時は最高で、1ビットコイン2.2万ドルまでに到達しました。仮想通貨流出事件があった後に、一気に大暴落を起こして、その後数か月で7000ドルの価格を付けました。この時に、資産のほとんどを失ってしまったという人もいるのではないでしょうか? 今回の記事では、今起きている値上がりと、2017年に起きていた値上がりは同じようにバブルなのか?そうでないのか?、またどのように違うのかについてまとめていこうと思います。
Contents
●2017年と今の比較
これら2つの値上がりの違いはその要因を見るとわかります。
●2017年の値上がりについて
2017年に、仮想通貨は非常に高騰しました。ちょうど私が大学3年生の時だったので、始めておけばよかったなと後悔していた時期でした。この時は、まさにバブルという状況でした。どういうことかと言いますが、その時の値上がりの要因は、個人投資家の買い注文が非常に多かったためというのことが、上げられます。この時のことを思い出せば、分かると思いますが、テレビでもSNSとかでもよくわからない個人が、仮想通貨はいい、ビットコインはいい、今後も上がり続けるということをいう人が多かったではないでしょうか? このように仮想通貨に関してそれが何なのかについてよく理解していない人々が周りに布教したことで、仮想通貨に対する買いが集中して、その分仮想通貨の価値が上昇したという構図があります。
このような上昇は、バブルに関して典型的に見られる構図です。それこそ世界史上最初にあったバブルと言われるチューリップバブルから、日本で起きた不動産バブル、ITバブルなどすべてのバブルにおいて見られることでした。
しかし、その後皆さんもご存知の通り、ハッキングによる仮想通貨流出をきっかけにビットコインなどの仮想通貨は一気に暴落しました。このように、2017年における値上がりは中身のない投機的な動機の個人による買い注文が集中したことが要因でした。
●現在の値上がりについて
現在起きている値上がりは、適切な環境のもとに起きている値上がりではないかと考えられます。そのように考えられる理由は3つあります。
①仮想通貨に関する法整備が整ったこと
2017年時点では、仮想通貨は非常に新しいもので、法整備がほとんど進んでいませんでした。そのため、大暴落のきっかけとなった仮想通貨流出が起きてしまいました。しかし、現在では法整備が整い、完璧とは言えないかもしれませんが、仮想通貨流出などにより投資者が損失を被ったときには取引所が責任を負うことになっています。そのため、取引所は仮想通貨流出が起きないように様々な対策をしています。そのため、前回のような事件が起きる可能性は非常に小さいのではないでしょうか?
②大手金融企業や国家の参入
2017年時点では仮想通貨というものがよくわからないもので、その値上がり性だけが注目されていました。しかし、現在では仮想通貨に関してだいぶ周知が進み、また詳しい人もたくさん出てきました。そのようになった今では、この仮想通貨市場に、大手金融企業のVISAやMasterCard、PayPalなどが参入しています。
また、今ではアフガニスタンやチュニジアなどのような新興国については資金調達の手段として、従来通りの債券ではなくて、仮想通貨を資金調達の手段として、利用しようと検討しているようです。
このように、今後仮想通貨はこれまでの投機的手段ではなくて、資金調達や決済などのような本来の目的に沿った目的で利用されるのではないでしょうか? 特に、現在の値上がりは、個人の買いの集中というよりも、機関投資家の買いが集中しているためです。
③FaceBookの独自暗号資産「リブラ」の発表
最近になって、FaceBookが独自で開発している暗号資産の「リブラ」に関する発表がありました。この仮想通貨は、今までの仮想通貨と全然違います。今までの仮想通貨は、値動きが非常に激しい通貨でした。そのため非常に投機性を有しています。しかし、この「リブラ」は「ステーブルコイン」といって、価格変動制が非常に少ないが、今までの仮想通貨と同じように、ブロックチェーン技術を用いて、通貨価値の維持のために信用力を必要しない仕組みになっているという点で、非常にい有益な仕組みになっています。
今回の内容は以上です。
仮想通貨は株や不動産などと比べて、非常にリスクの高い資産ですが、ますます投資環境が整ってきています。前回のような大暴落の可能性もあるので、投資をするとしたら必ず余裕資金で行うようにしましょう。
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